「G Suite のメール管理」は G Suite 管理スペシャライゼーションの最後のコースです。
このコースでは、迷惑メール、なりすまし、フィッシング、マルウェアによる攻撃から組織を保護する方法について学びます。具体的には、メールのコンプライアンスの設定、組織のデータ損失防止(DLP)の仕組みを実現する方法、メールで使用可能なルーティング オプション、送信者をホワイトリストに登録する方法、送信者をブロックする方法についても学習します。さらに、受信および送信のゲートウェイ、サードパーティ サービスによるメールのアーカイブ、Vault への保存などのメール オプションについても理解を深めます。
学習目標
このコースを修了すると、次のことができるようになります。
- インターネットで使われているドメイン ネーム システム(DNS)の概要を理解し、G Suite で使用されているレコードの種類を理解する。
- DNS レコードに一般的なメール セキュリティ対策(SPF、DKIM、DMARC など)を実装し、それぞれの目的を理解する。
- インバウンド フィッシングと有害なソフトウェア(マルウェア)からユーザーを保護する方法を理解する。
- ユーザーが使用可能なエンドユーザー アクセス機能を制御する。
- メールのホワイトリストとブラックリスト、承認済み送信者リストを設定して、メール配信の管理と、迷惑メール、フィッシング、マルウェアからの保護を効果的に行う。
- G Suite で提供されているさまざまなコンプライアンス機能を理解する。
- G Suite 管理者が使用できるメールのルーティング オプションの概要を理解する。
前提条件
このシリーズの他のコース(「G Suite の概要」、「G Suite の管理」、「G Suite のセキュリティ」)を完了している必要があります。